宿主側の初期免疫機構である自然免疫と感染に関して研究を行っています。
川崎病の病態について、当科で開発した自然免疫リガンド誘発冠動脈炎モデルマウスを用いながら解析しています。さらに、全国規模で川崎病の原因を究明やそれに基づく新規治療・予防法の開発を行っています。
血管炎症候群について感染・自然免疫の観点から原因解析を行っています。
結核、BCG、非定型抗酸菌、サルモネラなどの細胞内寄生菌について、易感染性を規定している宿主遺伝要因の解析や、これらの菌による感染症の病態解析を行なっています。
感染症との鑑別が問題となる周期性発熱症候群の臨床研究を行っています。
免疫不全小児が水痘に罹患した際の重症化、そして帯状疱疹発症のメカニズムについて研究を行っています。
基礎疾患を有する児や新生児の感染症、重症感染症(細菌性髄膜炎、菌血症)などの疫学研究を行っています。
抗菌薬の使用法について、有効性と安全性がより高い使用法を研究しています。
本村良知