九州大学医学部 小児科 [成長発達医学分野]

研究グループ紹介 腫瘍

小児がん臨床

2014年に九州で唯一の小児がん拠点病院に制定され、多くの患者さんをご紹介いただいております。日本小児がん研究グループ(日本小児白血病リンパ腫研究グループ、固形腫瘍臨床研究)としてプロトコール治療を行い、小児がんの標準的治療の確立に努めています。当院小児科主導にて日本初の小児ホジキンリンパ腫全国プロトコールを立案し、当院放射線科と共同してFDG-PET中央診断を行っています。また、進行期神経芽腫に対するGD2抗体療法、難治性脳腫瘍に対するNCCVワクチン療法など、難治性小児がんに対する新たな免疫療法、再発難治リンパ腫に対するブレンツキシマブベドチン療法の有効性・安全性試験などの治験も施行中です。さらに、2015年に造血細胞移植学会移植拠点病院に制定されました。難治性悪性腫瘍患児のさらなる予後改善のため、積極的に造血細胞移植治療にも取り組んでいます。
セカンドオピニオン外来での他院からの患者さんのご相談も増えており、拠点病院としての責任は大きいと感じています。今後も全ての小児がん患者とご家族のために努力したいと思います。

小児がん研究

古賀は小児がん長期生存者における晩期合併症を軽減する目的で、輸血後鉄過剰症に対する鉄キレート療法の臨床研究を立案し、これに付随する形で鉄沈着、代謝に関する基礎的解析を行っております。日本小児がん研究グループにおけるホジキンリンパ腫試験責任者として、現在の臨床試験遂行とともに、国際試験を視野に入れた次期試験を策定しております。さらに、看護師と協同して抗がん剤曝露についての環境調査、家族調査を行い、小児がん領域では初の治療曝露に関するガイドライン作成をすすめています。 中島は日本小児がん研究グループにおける急性骨髄性白血病臨床研究担当者として特にダウン症患者に対する治療研究立案に携わっております。また、ダウン症白血病の遺伝学的解析、血液悪性腫瘍患者における口腔常在微生物叢に関する研究をすすめています。
大学院生(小野、加藤)も各々小児がんの基礎研究に力を注いでます。
小児がんの子ども達の未来のために、九州大学小児科から多くの知見を発信できるように、全員で頑張ります。

古賀友紀

研究グループ紹介Clinic & Research group

10の専門グループに分かれて診療・研究を行っています。全ての分野をカバーし、かつ教育にあたっています。

  • 免疫・血管
  • 腫瘍
  • 感染症
  • 循環器
  • 神経
  • 腎
  • 新生児
  • 内分泌・代謝・遺伝
  • 救命救急
  • アレルギー