九州大学医学部 小児科 [成長発達医学分野]

小児救命救急・集中治療について

小児救命救急センター

小児救命救急センターは最重症の小児救急患者の診療の拠点、「最後の砦」です。現在、6床のPICU(Pediatric ICU:小児ICU)で、6名の小児科医(うち小児科専門医5名、救急科専門医1名、集中治療専門医1名)が常勤し、福岡市都市圏だけでなく北部九州・山口地区での小児三次救急医療を提供しています。

診療内容

  • 1. 救命救急
    救急隊による搬送患者、他医療機関からの重症患者(呼吸不全やショック、急性脳炎・脳症、重症肝不全、急性腎不全、急性心筋炎などの内因系疾患だけでなく、外傷・熱傷などの外因系疾患)を受け入れています。
  • 2. 集中治療
    6床のPICU病床で、救急患者のみではなく、周術期管理や院内急変患者の対応を小児科各診療グループ、他の診療科と連携して行っています。
  • 3. 教育
    小児重症患者の初期対応および人工呼吸管理、脳低温療法、緊急血液透析、体外循環などの集中治療管理を学ぶことが可能です。定期的にシミュレーションによる実習も行っています。