九州大学医学部 小児科 [成長発達医学分野]

サブスペシャリティ研修

サブスペシャリティ研修について

高度に専門化した小児医療のためには小児科領域のサブスペシャリティ専門医の取得が必要です。当科では、小児科研修医(専攻医)プログラム修了後の研修の充実に力を入れています。基本領域専門医である小児科専門医取得と並行して自分が目指したいサブスペシャリティ領域を選択し、九州大学病院と福岡市立こども病院を中心として、以下の領域のサブスペシャリティ専門医の取得を目指します。

  • 血液専門医
  • 小児血液がん専門医
  • 小児循環器専門医
  • 小児神経専門医
  • 周産期専門医(新生児)
  • 内分泌代謝科(小児科)専門医
  • 腎臓専門医
  • 感染症専門医
  • アレルギー専門医
  • 集中治療専門医
  • 臨床遺伝専門医
  • 造血細胞移植学会認定医
  • 緩和医療学会認定医

どの領域もサブスペシャリティ専門医の指導の元、指定された研修施設で、一定期間の研修が必要となっております。当科の関連病院は多くのサブスペシャリティ専門医の研修施設と認定されており、国内留学などを必要とせずスムーズにサブスペシャリティ専門医取得が目指せます。

※3年の小児科専門医研修に引き続きサブスペシャリティ研修に入ります。
※大学院進学との兼ね合いがありますが進路については相談して決めていきます。

大学院について

九州大学大学院医学研究院成長発達医学分野(小児科)の大学院博士課程へ進学します。 定員は年4名ほどですが完全希望制であり、医学研究院の他教室または生体防御医学研究所への出向も可能です。4年間または3年間で原著論文を完成させ、医学博士の取得を目指します。大学院生の期間中にはCAMP(Cellular and Molecular Pediatrics)に参加することになり、分子生物学の考え方を身につけることができます。

※大学院に進学しない場合にも医学博士取得を目指します。詳細は指導医にご相談ください。

後期研修を終えた先生方へメッセージ

当科ではサブスペシャリティ専門医取得を目指す研修制度を設けております。多忙な一次二次医療の現場で小児医療を広く行いながら、興味がある分野が見つかった先生はサブスペシャリティ専門医取得を目指してはいかがでしょうか。サブスペシャリティ専門医を取得すれば小児科専門医の資格のみよりも将来の働き方の選択肢が広がります。別項にお示ししている小児科領域のサブスペシャリティ専門医取得を目指す希望をお持ちの先生方は下記を利用してお気軽にお問い合わせください。

※後期研修修了後の入局も歓迎しております。
 WordまたはPDFをダウンロードし、必要項目を記入後、下記メールアドレスへ添付・お問い合わせ下さい。

メールアドレスped_ikyoku@pediatr.med.kyushu-u.ac.jp