平成15年入局 助教 永田 弾
大学病院にはあらゆる分野の専門家がいらっしゃり、関連病院は各地域の中核を担っているため、小児科医としてトレーニングを積むにあたって最もよいと考えたからです。さらに、チーム一丸となって病気を持つこども達を助けようとしている姿勢に心惹かれました。
多くの先輩、後輩そして各分野の多くの専門家と知り合うことができ、とてもひろい繋がりできました。広いネットワーク を持つことは小児科医として歩んでいき、仕事をしていく上でとても大切なことだと思います。また、かねてから考えていた海外留学をすることができました。
1年はあっという間に過ぎてしまいます。忙しいと一人一人の患者さんを充分に診ることができずに時間が経ってしまいます。患者さんは自分を成長させてくれる無二の宝と思って大切にしていかなければなりません。
カナダのトロント小児病院に留学し、小児循環器(特に胎児心臓病)の臨床研究に取り組んで来ました。海外の優秀なドクターや研究者と接し、優れた医療システムを垣間見ることができました。海外から日本を眺めてみることで、改めて日本のよさを実感することもできたと思います。また、家族とともに渡航したため、今では息子や娘の方が私より英語が上手になっています。
平成29年入局 医員 平良 遼志
学べることがたくさんあります。勉強する時間はいくらあっても足りないくらいですが、自分なりのリズムを確立することは大切です。
幅広い分野にまたがって多くの症例を経験させてもらいましたが、病態を考えていくことでいろいろ結びついていくことを改めて感じました。病態に対する思考プロセスは症例毎1回限りのものではなく、次々に繋がっていくものだということを実感しました。それは日々の回診や合同カンファレンス、各グループ毎のカンファレンスなど、日常診療から得られるものでした。
こどもと遊ぶ。温泉に行く。
平成29年入局 後期研修医 メイヨー エレン美智
もともと子供と関わる仕事をがしたいと考えており、大学入学当初より小児科医になることを夢見ていました。九州大学出身ではありませんが、地元が福岡であり、初期研修医時代は漠然と九州大学病院小児科への所属を考えていました。九州全体で連携を取りながら他県からも子供達が集まる体制を知り、ここで研修し成長したいと考え最終的に入局を決めました。
小児科1年目を大学病院で過ごしています。大学でしか診ることがないような珍しく複雑な疾患の子供達が多く刺激的です。頭がついていかないことがしばしばありますが、上級医の先生方は熱心で温かい方ばかりで手厚くご指導いただいています。とても恵まれた環境であり、入局してよかったと感じます。
九州大学小児科への入局をお勧めします。
美味しいものを食べる。