九州大学病院小児科はあらゆるこどもの病気に対してそれぞれの専門家が最善の治療を提供します。
子どもの健康維持や予防接種、セカンドオピニオンにも対応しています。
◯ ・・・ 新患受付日 △ ・・・ 再来診療日 × ・・・ 外来診療なし
診療分野別新患受付曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
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総合外来 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
血液・免疫 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
腫瘍 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
感染症 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
神経 | ◯ | △ | ◯ | △ | × |
循環器 | ◯ | × | × | × | ◯ |
腎臓 | ◯ | △ | ◯ | △ | △ |
内分泌・代謝 | △ | ◯ | × | ◯ | △ |
遺伝相談 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
新生児 | △ | △ | ◯ | ◯ | ◯ |
小児の病気には感染症や小児がんをはじめ、血液、免疫、循環器、神経、腎臓、内分泌・代謝、新生児の病気など非常に様々なものがあります。九州大学病院小児科では、それぞれの各専門グループが、すべての診療分野をカバーした協調的な専門診療体制をとっています。
血液・免疫疾患
種々の免疫不全症、自己免疫疾患・膠原病、自己炎症性疾患(家族性地中海熱など)、炎症性腸疾患、造血障害、凝固異常症(血友病など)、血球貪食症候群、慢性活動性EBウイルス感染症など
腫瘍
小児白血病や固形腫瘍などの小児がん
感染症・アレルギー
胎内感染症や肺炎、髄膜炎、麻疹、水痘などの市中感染症、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎や気管支喘息などのアレルギー性疾患
循環器
先天性心疾患、川崎病、不整脈、心筋症、心筋炎、学校心臓検診の精査など
神経
小児てんかんなどの痙攣や意識消失発作、発達遅滞、脳性まひ、脳炎・脳症、脳血管障害、代謝・変性疾患や筋疾患、学習障害・注意欠陥多動障害・自閉症(「子どものこころ診療部」で対応いたします)
腎
先天性の尿路奇形、腎炎、ネフローゼ症候群、腎不全、学校検尿や腎臓検診の精査など
新生児
低出生体重児のフォローアップ健診と発達検査、パリビズマブ接種、在宅療養指導、合併疾患児のトータルケアなど
内分泌・代謝・遺伝疾患
低身長症、甲状腺、副腎、性腺疾患などすべての内分泌疾患、1型・2型糖尿病、先天性代謝異常症、遺伝性疾患など
当院かかりつけ患者さんで夜間休日の急病のお問い合わせは、時間外受付へご連絡ください。
平成15年3月31日より当科は福岡県予防接種センターに指定されました。福岡県内在住で 医学的な理由のために当科での定期接種を希望される方は、かかりつけ医から センター所定の紹介状を書いていただき、受診される一週間前までに小児科外来(092-642-5430)までお電話でご予約ください。任意接種の場合、一週間前までの予約が必要です。予防接種外来は毎週水曜日に行っています。
臨床遺伝医療部では専門医を中心とするスタッフが「遺伝カウンセリング」を行っています。遺伝や遺伝病に関する不安や悩みをお持ちの方は、平日9:00-16:00にお電話(臨床遺伝医療部 副部長 092-642-5421)でご連絡ください。まずお電話で簡単に内容をうかがった上で担当医を決定し、カウンセリング日時を相談させていただきます(予約制)。なお、遺伝カウンセリングは原則として保険外診療となりますのでご了承ください。
平成17年6月より、「子どものこころと発達外来」を開設しました。この外来では小児科と精神科児童外来の診療チーム・人間環境学研究院(教育学部)の臨床心理士が連携して、総合的な評価や治療にあたります。受診は電話予約制で専門の予約コーディネーターが対応します(092-642-5642)。なお受診には病院・医院からの紹介状が必要です。
平成21年9月28日の新外来棟オープンにあわせて、成人先天性心疾患の専門外来を開始しました。近年の心臓手術成績の向上に伴い、先天性心疾患を抱えた患者さんの多くが成人期を迎えるようになりました。心臓以外にも様々な問題を抱え始める年齢の患者さんを、大学病院の特徴を活かし他科と連携して診療させていただきます。外来診療はハートセンター外来で毎週水曜日・木曜日の午後2時~5時(受付 4時まで)に行っています。事前に予約が必要です(予約センター[初診専用] 092-642-5508)。
ハートセンターのご案内(外部リンク) 成人先天性心疾患外来(内科)へ(外部リンク) 成人先天性心疾患外来(外科)へ(外部リンク)
成人先天性心疾患へのあらたな取り組み(PDF)
過去には治療が困難であった小児期の疾患が医療の進歩によって治療可能となり、成人期以降も継続的に専門的な医療を受けている小児慢性疾患の患者さんが増加しています。トランジショナルケア外来は、成人期に達した小児慢性疾患患者さんの成人科への円滑な移行をサポートすることを目的として、2014年4月に大学病院の診療部門としてはわが国で初めて開設されました。外来診療は小児科外来で毎週月曜日に行っています。事前に予約が必要です(予約センター[初診専用] 092-642-5508)。
小児科と産婦人科が協力して胎児心疾患の診断・治療に取り組んでいます。胎児期に心疾患を正確に診断することで、出生前に治療計画を立てることができます。また、予測される出生後の経過や治療方針についてご家族へ情報を提供し、生まれてくる赤ちゃんのためにご家族も準備をすることができます。外来診療は九州大学病院産科外来で、毎週金曜日午後に行っています(緊急の場合は随時受付いたします)。お気軽にご連絡下さい(連絡先:092-642-5430 [児科外来]、092-642-5900 [産科外来])。
小児血液免疫、小児がん専門医師と造血細胞移植学会主催の特別な研修を受けた看護師が協力し、移植後にみられるGVHDをはじめとした様々な合併症や、それによる生活への影響、不安についてサポートする専門外来です。骨髄移植、臍帯血移植、末梢血幹細胞移植など移植医療を受けた患者、家族が対象となります。小児科医師による診察と看護師による面談が主ですが、就学、復学や就職に関する問題など、身体的な内容以外でも小児緩和ケアチーム、小児がん拠点病院相談支援部会など必要な部署と連携をとりますのでお気軽にご相談ください。また、移植後だけでなく小児がん治療後の長期フォローアップもあわせて行っております。他院治療後の方も対象として、小児科外来内にて水曜午前、午後、木曜午後に行っております。(連絡先:092-642-5430 [小児科外来])